サークルの合宿係が就活で生きるってホント?面接で案外強い「段取力」

サークルの合宿係が就活で生きるってホント?面接で案外強い「段取力」

大学1、2年生の方はこれから来年のサークルの役職を考えていくことではないでしょうか?

もちろん幹事長とか、憧れますよね。しかし意外にも将来に生きる、そこまで人気のないポジションがあります。

それが合宿係。なぜ将来に生きるか。を解説していきます。

 

これから就活で、サークルの合宿係だった人も是非参考にしてください。

 

合宿係がウケる理由は「段取り力」

段取り

なぜ合宿係が就活に強くなるのか。

 

答えは「段取力」です。

以下で説明していきます。

 

合宿係の役割とは

みなさんはサークルの合宿係と聞いて何を思い浮かべますか?

ハズレくじ?残り物?本当にやりたかった仕事でしょうか?

正直この合宿係を進んで自分から「絶対にやりたい!」と手を挙げる人はいないでしょう。

 

なぜでしょうか?

 

単純に大変だからです。

 

旅行会社との交渉、バスの手配、予算繰り、みんなを安全かつ効率的に動かすしおり、宴会の準備、宴会後の片付け、気持ち悪い人が出た時にどうするか、雨が降ったらどうする、、、

考え出したらきりがないですね。

 

ここで重要な示唆が出てきます。

・膨大なタスクをこなす力

・多くの関係者をまとめて一つのことを形にする力

・何十人、何百人ものメンバーを安全に動かす現場マネジメント

・何が起きても楽しめるようにするコンチプラン

・何かが起きた時の状況適応力

このようなことが合宿係に求められるわけですね。

 

ビジネスに直結する非常に素晴らしい能力だと思います。

 

合宿係に求められる力

段取り

では、合宿係を務めるのに必要となるのはどんな力でしょうか?

 

ズバリ、「段取力」です。

 

「段取力」とは

・物事をスムーズに進めていく力

・物事の優先順位をつけ、状況適応力を発揮すること

・漏れなく、何が起きても大丈夫なように準備をすること

です。どうでしょうか。上記に挙げた5項目に対応するのにどれも必要な力ですよね。

 

何十人もの人を動かすプロジェクトには必ずこの段取力が必要です。

段取のいいイベントは参加者も楽しいですし、前向きな気分になれます。

逆に段取の悪いイベントは参加者も白けてしまいます。

 

非常に大切な力です。

 

「合宿係を生かす」ために気をつけること

では、この合宿係に求められる「段取力」を鍛えるためにやるべきことは何でしょうか。

 

「共感」と「創造」を発揮する

まず、どんなイベントも成功をしなければ意味がありません。イベントを成功に導くために必要なこと、それはシンプルに「みんなが合宿に何を求めているか」を知ることが大切です。

人によっては「楽しい時間が過ごせればいい」「みんなの集まる場でサークルの重要事項を決定したい」など、様々な目的を持っているかと思います。

いずれの場合も、根底には「せっかくみんなが集まる機会を大切にしたい」という思いが隠れていますよね。表面的なニーズを捉えず、深層心理や普遍的な欲求を「インサイト」と呼んでいますが、このインサイトをつかむことが「共感」です。

 

そして、インサイトをいかに満たすのか、を考えるのが「創造」ですね。

この共感と創造が合宿係で求められることです。

 

みんなが「せっかくみんなが集まる機会を大切にしたい」と思っているのに対し、合宿係自身が一番強く、これを達成することにコミットをしないといけません。誰よりも「学生生活で忘れられない思い出にしよう!」と強く思うことが一番大切です。

 

スケジュール管理を徹底する

段取力をつけるために必要なのは、カレンダーに重要な事項の期限を記載しておき、その期限をいつも意識できるように見えるようにしておくことです。

これによって、期限を守らないといけない、という意識が生まれます。

 

例えばサークルの日程管理や業務管理をGoogleカレンダーやTimeTreeを用いてやるのであれば、それを即メンバーにカレンダーで共有できますね。

自分でスケジュールを管理するだけでなく、誰にどのスケジュールを守らせるか、をマネジメントすることも大切です。

 

スケジュール管理は段取力の肝です。時間は失ったらリカバリーが効きづらいからです。注意していきましょう。

 

to doリストを作成する

カレンダーでは基本的に大切な期限を管理するくらいしかできません。ただ、それでは不十分です。

本来的に管理をしないといけないことは

「やるべきこと」

「誰がやるのか」

「いつまでにやるのか」

「どうアウトプットするか」

までイメージをして管理をする必要があります。ここまでしっかりとメンバー間で共有をしておけば、この管理表をspreadsheetなどにまとめてみんなで管理をしてくことができるようになります。

 

To doリストはgoogleで「to do リスト」と検索するといろんな種類のto doリストが出てきますので、是非自分のやりやすい方法を考えてみてください。

 

このto doリストはどんな仕事をするにも役に立ちますので、是非使いこなせるようになりましょう。

 

起きうるリスクを洗い出し対応策を決めておく

段取り

これも抜けがちな段取りです。手間はかかるのですが、絶対にやっておいた方がいいです。

いわば、「もう一つの合宿プラン」を裏で持っておくイメージです。

これができるとめちゃくちゃ仕事ができるやつ、というイメージになります。

 

重要なことは「起きうるであろう事象」を自分だけでなくみんなで洗い出してくことです。

 

自分一人で考えられる範囲というのは限界があります。例えば男性、女性で視点は異なってきますので、男女が共に考えを巡らせることが大切です。

 

そして出てきたリスクを重要度でランク付けをし、ランクの高いものは必ずコンチプランを考えるようにしましょう。

 

コンチプラン = contingency plan = 何かあった時の代わりの計画です。

 

 

情報共有をしっかりとする

せっかく素晴らしい合宿内容が出来上がったとしても、みんなが思うように行動してくれなかったら意味がありません。実はこのコミュニケーションが非常に重要です。

いつ、どんな風に動いて欲しいのか、などを「しおり」のような形にまとめてみんなに共有する、ということをやっておきましょう。

 

コミュニケーションがないと独りよがりになってしまいます。

 

あくまで目的は「素晴らしい合宿を作り上げること」ではありません。

「せっかくみんなが集まる機会を大切にしたい」を叶えることです。

 

この最初の目的を失わないように気をつけましょう。

 

段取り力が求められるビジネスシーン例

段取り

さて、ここまで見てきたスキルが、実際にビジネスシーンにおいてどのように生かされるか、を簡単に見ていきましょう。

 

例えば、私は銀行員だったので銀行の話でいきましょう。

銀行で営業をやっていて、とある会社から大きな融資の案件の話をもらいました。お金を借りたいと言っている、ということですね。

 

どのように進めていくか。

 

1 なぜその資金が必要なのかを確認する

相手はその融資を使って、何を成し遂げたいのか、を確認します。

まず、融資を使ってまでやりたいこと、それを叶えてあげたい!と

共感をするところから始まります。

2カレンダーの整理とto doの整理

簡単に案件の概要を銀行内で共有します。

「いつまでにお客さんはこの融資が必要なのか」

「実現するためのポイント」「誰にOKを言ってもらう必要があるか」

「融資ができない時はどうするか(コンチプラン)」

など、カレンダーとto doをしっかりと詰めていきます

3キックオフ

本件を実現するために銀行内の様々な部署との調整が必要になります。

場合によってはストラクチャード・ファイナンスやシンジケーション、

最近は証券の案件も増えてきたので、グループの証券会社と、なんてこともあるかもしれません。

大きな案件の時は20〜30名ほどの関係者になり、みんなでキックオフ、

なんてこともありえますよね。

4進捗管理

「何を」「誰が」「いつまでに」やるかの進捗管理をします。

遅れを取ってしまってはお客さんへの回答が遅れてしまいますから、自分のマネジメント力が必要となります。

5突発事項に対応する

案件を進めていくと、必ず「げげっ」とするような、突発事項が発生します。それを見越して先に対応策を考えておくことが必要になります。経験ももちろん必要ですが、プロセスとしてきっちりと詰めておくことですね。

6細かい契約の詰め

融資を実行できるとして、その後気をつけないといけないところや条件(料金)などをしっかりと話をして交渉しておく。その上でようやく実行です。

 

どうですか?銀行の融資の案件一つとっても少し合宿係と似てませんか?

段取り良くこれらのことをこなすことができれば、非常に会社の中で重宝されることでしょう。

 

合宿係の就活での戦い方

ここまで来てお分りいただけたかと思いますが、実は合宿係で求められる力というのは実ビジネスで非常に生きてきます。

この段取り力を強みに戦いましょう。

 

「僕の強みは段取り力です。合宿係として、以下の5つを意識して、『せっかくみんなが集まる機会を大切にしたい』という思いを形にしました。膨大なタスクをこなす力、多くの関係者をまとめて一つのことを形にする力、何十人、何百人ものメンバーを安全に動かす現場マネジメント、何が起きても楽しめるようにするコンチプランの策定、何かが起きた時の状況適応力を貴社でも発揮したいと思います」

 

これでも十分強いですよね。

 

しかし、合宿係の弱みもあります。

 

それは日常的にこなす仕事でない、ということです。年に1回か2回しかないでしょう。なので、「いつでもその力を発揮出来る」ということが言いづらいんです。

 

本当にこの合宿係で学んだことを生かすのであれば、この段取力生かした

「応用の事例」があるとよりいいでしょう。これはバイトでもいいですし、ゼミでもいいですし、なんでも構いません。むしろ、合宿とは全然関係ないところでこの段取力をこんな風に応用できたんだ、といった方が説得力があるかもしれませんね。

 

 

人への「共感」と「創造」を大切に

ここまで、サークルの合宿係がなぜ将来や就活に生きるのか、を書いてきましたが、少しご納得いただけたでしょうか?

 

1つだけ最後に強調して言いたいことは、

「はじまりは『人に共感するところから』である」

ことです。

 

ここが抜けてしまうといくら段取が良く仕事ができたとしても、結果の残せない人間になってしまいます。この共感を忘れないように、是非合宿係にチャレンジしてみてください!

 

それでは。

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