OBOG訪問をしようと思っても、どのようにアプローチをすればいいかわからない。。。尻込みしてしまう人も多くいるかと思います。
最近はBizreach CampusやVISITS OB、MatcherといったOBOGと気軽に繋がれるサービスがある一方、うまく使いこなすにはそれなりに勇気がいりますよね。
今日は、先輩に対してどのようにOBOG訪問の依頼をすれば良いかのメール文例、見本、テンプレートになるものをお伝えします。
OBOG訪問を依頼する
一番シンプルなものです。
相手のことがわかる場合(VISITS OBやMatcher)
●●さん
突然のご連絡失礼いたします。
私、▲▲大学の◆年生のXXと申します。
●●さんのプロフィールを拝見し、AAAという●●さんの価値観にとても共感しました。
私は現在(↓自分の状況に応じ目的をしっかり伝える)
就職活動をする中で、ある程度志望は絞れてきたのですが、自信を持って「この道に進みたい」と言えるほどに心を決めかねています。
是非●●のお話も伺い自分で納得した選択をしたいと考えており、お力添えをいただけませんでしょうか。
就職活動をしており、貴社を志望しております。これから選考を控えているのですが、より具体的に貴社で働くイメージをつけたいと思い、人事の方以外の方から会社のリアルなお話を伺いたく、ご連絡申し上げました。
まだ2年生なのですが、将来について考えるにあたり、自分のお手本になるような方にお会いしたいと考えております。●●さんのお話を是非一度伺いたいと思うのですが、お忙しい中恐縮ですが一度お時間ご都合いただくことは可能でしょうか。
メッセージご返信いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
「●●さんのプロフィールを拝見し、AAAという●●さんの価値観にとても共感しました。」
の一文を差し込むと、返信率が高くなります。
相手のことがわからない場合(Bizreach campus)
下記の文章を抜いてください↓
「●●さんのプロフィールを拝見し、AAAという●●さんの価値観にとても共感しました。」
まず失礼のない文章になりますので問題はないのですが、誰にでも同じ文章が書けるので、企業の人からの返信率は少し落ちるかもしれませんね。
OBOG訪問の日時を確定する
1で返信が返ってきたことを前提に、次にお会いする日時のやり取りをします。
●●さん
ご返信頂きましてどうもありがとうございます。
また、お忙しい中お時間頂戴できますこと、本当に感謝申し上げます。
具体的な日程、場所についてすり合わせをさせてください。
お忙しいかと思いますので、ご都合は●●さんの予定に極力合わせますが、
現在私の方が都合がつけられるのは以下の日程になります。
もしこの中でご都合つくお時間ございましたら、ご指定いただけますと幸いです。
【面談候補日時】 ※必ず3日程は送るようにしましょう。
X月X日(Z) X時〜Y時の間
X月X日(Z) X時〜Y時の間
X月X日(Z) X時〜Y時の間
また、場所は貴社オフィスに伺えばよろしいでしょうか?
併せてご指示いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
なお、先に相手から日時が指定されてきた場合はそのまま
「X月X日(Z) X時〜Y時 にてまいります。よろしくお願いします」
と簡単に返信するだけでも大丈夫です。
日時を確認する
相手も忙しい社会人なので、念のため前日には面談の念のための確認のメールを入れましょう。
●●さん
大変お世話になります。
明日お会いさせていただく予定の▲▲大学の◆年生のXXと申します。
明日、予定通りX時〜Y時の間に伺わせていただきます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
もしご都合悪くなりましたら、以下連絡先にご連絡いただけますと幸いです。
それでは、明日お会いできることを楽しみにしております。
こんな感じで、さらっとで大丈夫です。
お礼を送る
面談後はちゃんとお礼を送りましょう。就職活動をしている人はこのお礼メールが就活に有利になる、不利になる、とかではなく、社会人のマナーとしてお礼のメールを送る、ということでお願いします。1、2年や就職活動を始める前の3年生の方は、このメールを送っておくことで、次に何か相談したいことが出てきた場合にまたお会いするお願いをしやすくなりますね。礼儀は尽くすに越したことはありません。
お礼のメールは当日中、もしくは面談の翌日には送りましょう。
遅れてから送るのは逆に失礼になりますので、すぐ送る、ということだけ心がけておいてください。
●●さん
▲▲大学の◆年生のXXです。
本日は(昨日は)お忙しい中、貴重なお時間を頂戴いたしまして、
本当にありがとうございました。
お話でおっしゃられていた「AAAAA」というお話が、とても興味深く、心に残っています。
いただいたせっかくの機会を自分の糧とし成長していけるように努力してまいります。
また、これからも相談やアドバイスをいただきたい際にご連絡申し上げるかもしれませんが、その際は是非よろしくお願いします。
メールでは失礼とは存じながらも、取り急ぎ御礼申し上げたく
ご連絡させていただきました。
それでは、失礼いたします。
相手も忙しいので、がっつり手書きのお礼状を送られたり、ものすごい文字数のメールを送られると若干びっくりします。
面談の中で自分が学んだことを相手にフィードバックすることで、社会人側も
「この話をするとこのような印象を相手に与えるんだ」
「この話が学生にとって有益な話になるんだ」
ということがわかるため、面談した相手に対してもとてもありがたい情報となりなります。
せっかく忙しい社会人の時間をもらうのであれば、少しでも社会人の人たちに対して恩返しができるようにしましょう。皆さんからすれば、「自分たちがどう受け取ったか」をフィードバックすることに価値を感じづらいと思いますが、社会人にとってはとても大切なことです。
(社会人はフィードバックがもらえず勝手に評価だけされるからです)
是非、文例、テンプレートを活用しながら、いろいろな社会人に出会う機会を自分から作り出してください。
学生のうちは面白い社会人にたくさん会うチャンスです。
頑張ってください!