元メガバンク人事の就活攻略〜みずほ〜上位大は3人に一人は受かる

元メガバンク人事の就活攻略〜みずほ〜上位大は3人に一人は受かる

金融就活の第三弾はみずほ銀行です。3メガバンクの中で行くと、受けるコースに特徴のある銀行ですよね。

みずほのGCFはかなり難易度は高いです。逆にオープンはメガバンクで一番難易度低いです。

完全にイメージは福士蒼汰です。

銀行を受ける人は是非以下のお話も読んでくださいね。

 

全就活生へ贈る、小さな奇跡の話。銀行員には「奇跡を支える権利」がある

また、銀行の基本的なところは三菱と同じなので、三菱UFJ銀行の記事で銀行の基礎は抑えてください。

 

元メガバンク人事の就活攻略〜三菱UFJ銀行〜人気の割に内定しやすい!

【コラム:なぜみずほの総合職オープンは内定取りやすいのか】

三菱UFJ、三井住友と趣向を少し変えて、コラムから入ってみましょう。

 

後の方で詳細に解説しますが、みずほのオープンの採用は他のメガバンクに比べて非常に弱いです。

マリン、日生、総合商社に歯が立ちません。三菱UFJやSMBCはもうちょっと頑張っているのですが、、、

三菱UFJかSMBCに内定もらって、みずほのオープンに行く、という人はほとんどいないでしょう。

 

これは、採用の担当の良し悪しとか、会社の業績の良し悪しとかとは全く関係のない、

日本興業銀行、富士銀行、第一勧業銀行という3つの銀行が合併してしまったことが強く関係しています。

 

この3つともに、東京を中心とした銀行が合併してしまったのです。

三菱UFJであれば関西の雄、三和銀行がいます。そして名古屋の東海銀行があります。

SMBCはそもそも関西地盤の住友銀行が強く文化ですよね。そして東京でも相応に力のある銀行です。

 

以下のグラフは、関西の主要大学からの採用数の比較です(完全に想定です)。

みずほ

みずほとSMBCを比べると、関西での採用数が70名ほど異なることがわかります。

つまり、みずほは三井住友に比べると、70名関東の大学で多く採用しないといけないですね。

仮に内定承諾率が60%あったとすると(おそらくもっと低い、、、)117名も多く、関東の大学で

内定を出さないといけません。

これが、早慶MARCHのあたりに固まって内定出しをされるので、SMBCと比べて内定が1大学あたり20名も

多い計算になります。

 

相当受かる確率が高まりますね。

 

つまり、「簡単に受かる会社」という認識が少しずつ学生の間に広まっていき、

「とりあえずみずほは内定もらえるから受けとこう」となるのです。

 

採用担当からすると、とりあえず内定を出さない限りは採用目標数に届かないので、断られることはわかっていても内定を出さざるをえない、そして辞退され、また内定を追加で出さないといけない、という負のスパイラルに入っていきます。。。

 

また、「総合職GCF」があるおかげで、「優秀な学生はGCF」というブランドができつつあります。つまりオープンを選ぶという行為が「GCFより劣っている」という感情を抱かせるので、プライド的にオープンを選びづらいですよね。

 

なので、決してみずほの実力云々とかいう話ではなく、もっとしょうもないことで学生からの人気を落としているのがみずほです。逆に言うと、メガバンクですし、それなりにいい仕事があり、待遇も悪くないのに入りやすい、という超穴場でもあります。

 

人気にない会社に入る、というプライドだけ捨てれば、入った後は素晴らしい環境が待っているかもしれません。

 

【みずほ銀行あるある】

 

SMBC同様に、ざっくばらんに行きましょう!

 

「みずほ就活あるある」

についてお話をしたいと思います。

よく学生がSNSで聞いていたりする質問です。

気軽に読んで下さい。

メガバンクで就活しようとすると必ず出てきますw

 

 みずほは特徴がない?

A  いい人が多いですよ。収益マインドもSMBCほどきつくないですし。急三和の三菱UFJのような体育会気質もない。

割とまったりしているのがみずほの特徴です。その結果が最近の業績に反映されてしまっているのですが、、、

でも最近は結構ガツガツ頑張ってると思います。僕はベンチャーにいた時銀行取引を全て受けてましたが、

みずほがもっとも「ONE MIZUHO」で、証券、銀行、信託を連携させようと頑張ってます。

危機だからこそ、生まれるものがある、そんなフェーズでしょうね。

 

 

 みずほはオープンで入ると偉くなれない?

A  ぶっちゃけ制度が出来たばかりでわかりません。

昔みずほの採用担当が言っていたのは、

「GCFの奴らはいずれやめていく。その時に主要なポジションはオープンの人がなる。だからオープンでも偉くなれる」

ですって。よくわからない理由。

辞めるのがわかってるやつなんか取らなきゃいいのに(メガバンやめた僕がいうのも何ですが、、、)。

みずほのGCFは倍率高い?

A  はい、そうだと思います。

メガバンクを受ける中で、もっとも採用が厳しいのがこのみずほGCFです。

GCF = Global Corporate Finance コース

だったかな?

日本政策投資銀行とか、総合商社のトップクラスの人間でも内定辞退して選ぶ人がいるくらいです。

何人も内定者を見てきましたが、8割本当に優秀な学生です(2割は「なんで採用したの?」みたいな人もいます)。

ちなみに、三菱にも似たような職種がありますが、あれは外国籍採用がほとんどのようで、全然違うようです。

みずほはリクルーター制ですか?

A  地方はリクルーターみたいな感じになってます特に地方帝大は人事部の人間が頻繁に大学やその周りに行って、学生との接触をもち、早めに内定出しをする、という形です。

東京はそこまでやってないですね。ある程度接触回数は多いですが、それは採用担当をやったことある人をその期間だけ借り出してきて、早めに選考しちゃう、という形だと思います。

みずほメッセ?くらいまでは普通の説明会、その後に少人数で集まる会があれば、その辺りからはリクルーターというより選考だと思ったほうがいいです。

 

6月前に内定が出る?

A  はい、総合職は出ます。5月中に出ます。

一般職の選考も3メガバンクで一番早くて、6月の1〜2週目くらいに内定出ます。

 

3メガの中で一番人気がなさそうだけど?

A  職種にもよりますので、以下の通り整理しましょう。

【総合職系】

みずほGCF  >   SMBC > 三菱UFJ > みずほオープン  です。

結構明確にこうなってますね。

【営業職系】

SMBCリテールコース > 三菱UFJ 総合職特定 > みずほ特定職

SMBCのリテールコースだけちょっと毛色が違うので、後で説明します。

【一般職系】

みずほ 特定職 = 三菱UFJ アソシエイト > SMBC ビジネスキャリア職

みずほは事務職だと服装がゆるくて人気があります。マニキュア、茶髪OKです。

一般職の人には業界No1というのが響くようで、三菱UFJも人気です。

 

地方への転勤はどれくらいあるの?

A  後ほど歴史のところで触れますが、みずほは東京基盤の銀行が3つ合併してるんですね。

そう考えると、他の銀行よりも関東にいる率、というのが高いと思われます。

関西の支店は少ないのですが、その分関西からの採用も少ない、という感じですね。

 

周りにみずほの内定者がたくさんいます

A  はい、関東の早慶クラスになると、みずほの内定者がたくさんいます。

私が就活したのは10年以上前ですが、所属していたゼミ20人中8人が内定をもらい、結局1人しか行きませんでした。

なぜこんなことが起きるのか。後ほど詳しくこの辺りは開設しようと思います。

 

みずほGCFで入るのと、オープンで入るのはキャリアがどのように違うのですか?

A GCFは旧興銀のいわゆる「エリートコース」です。配属が大企業取引部署、もしくは産業調査部というセクターアナリストの部署にいきます。そこから証券への出向、省庁への出向などもありつつ、大企業取引のプロとしての育成コースとなります。

オープンからもちろん上記のようなキャリアを歩むこともできますが、エリートコースは入行時点からそのキャリアが約束されている、という点が違いです。

GFIはM&Aやストラクチャードファイナンスの部署に行き、最先端金融のプロになる、というイメージです。

こちらもオープンから行く人もいますので、オープンも実は案外悪くないんですよ。

オープンは出発点が中堅中小企業取引からスタートです。泥臭い仕事ですが、この泥臭さを持っていないと後々後悔することになると思いますので、個人的には銀行員はやはり中堅中小からスタートすべきかと思います。

 

学校推薦制度を使って応募したいのですが、気をつけるところはありますか?

A 学校推薦の制度は銀行によって異なります。みずほの学校推薦はかなり縛りがきついです。

学校推薦は、学校のキャリアセンターが推薦する代わりに選考を一部免除します、という制度ですね。

一番気をつけないといけないのは、応募をすると原則として途中で選考を辞退したり、内定を辞退したりできなくなる、

ということです。なので、応募をするときはある程度覚悟を持って応募しましょう。

なお、学校推薦は基本的に事務職のみの制度です。

 

【みずほ銀行の歴史、文化】

さて、他の銀行の時も登場した銀行の変遷の表ですね。

みずほが発足した時、興銀、富士銀、第一勧銀という大きな銀行3つが統合ということで、ものすごい銀行が誕生する、と大騒ぎになりました。名前がみずほHDになったりみずほFGになったりしてますが、基本的にこの3行中心というのは変わりません。

銀行の歴史

統合の10年前の1992年の時価総額世界上位ランキングです。

過去の株価

かつての世界トップ20に3行ともランクインしているという、、、一つでも十分メガバンクなのですが、メガバンクが3つ統合している、という感じですね。

日本興銀とか、現在のみずほ銀行よりも時価総額大きい、、、超メガバンク?

 

最も統合が進まない銀行

3メガバンクの中で、最も統合が進まないのがみずほです。

みんながみんな強い銀行だったので、意地の張り合いになっちゃったんですね。

中でも日本興業銀行は楽天の三木谷さんの出身銀行でもありますが、極めてプライドの高い銀行です。

今では「みずほ銀行」のワンバンクになりましたが、統合後10年以上にわたり

「みずほコーポレート銀行」という、結局統合しないのかい、、、みたいな形で残ってました。

 

そんな中で、みずほ銀行発足後すぐに大きなシステムトラブルを起こしてしまいました。

また、2011年の大震災が起きた時、みずほだけシステムがダウンしてしまい、みずほ銀行の行員が

他の銀行の窓口にお客さんを案内する、みたいな状態になってしまいました。

 

当初の合併のゴタゴタからシステムのトラブルに巻き込まれ、その修復に時間を要し

また統合が遅れる、というサイクルを3回ほど繰り返してしまったがために、未だに統合は中途半端です。

 

しかしながら、旧3銀行の統合は進まないのですが、銀行、証券、信託の連携は最もスムーズなのが不思議です。

証券、信託との連携は3メガバンクの中ではダントツでみずほが一番ですね。

他の銀行が、とか気にしなくていいからですかね、、、

 

ここから、「ONE MIZUHO」が巻き返してきそうな雰囲気もあるので、期待したいです。

 

【みずほ銀行の事業上の特徴】

みずほ銀行の現在の事業の特徴をまとめていきます。

他のメガバンクの違いとかを見ておいてください。

 

旧日本興業銀行の流れを汲む、「大企業取引に強い」銀行

よく言われるのが、みずほ銀行は大企業に強い、ということですね。

例えば、ソフトバンクなんかがいい例です。ソフトバンクはみずほがずっとメインバンクとして活躍をしています。

上場会社のメインバンクとしてはみずほが一番でしょうね。

J-phone、Sprint、armなどなど、過去に2兆円、3兆円の買収を繰り返している同社ですが、みずほがメインバンクとしてファイナンスを仕切ってます。

う〜む、銀行単体では強みと言える強みはこれくらいしかないですかねー。

 

「ONE MIZUHO」は口だけではない

最近は「ONE MIZUHO」戦略が奏功しているのか、ベンチャー系の取引が強くなってきましたね。

Newspicksのユーザベースとか、みずほが主幹事で上場してました。

 

生まれたばかりの会社は、顧客との取引のために銀行に口座を作りますよね。

新しい会社が誕生する瞬間は、銀行がいち早く情報をつかむことができます。

 

そこから伸びそうな会社を見定め、証券会社と連携して上場まで導く。

いわゆる主幹事というやつですが、これが最近みずほは割と強くなってます。

 

銀行の営業がうまく関係会社をコーディネートしています。

大企業取引以外の強みがない、といいましたが、みずほは残念ながらメインの取引企業数もメガバンクで3位です。

つまり、顧客企業からすると、みずほからお金を借りる理由がない、という状況だったと思うのです。

 

そこで、みずほの営業たちは銀行ではない、「複合金融サービスの会社」にならざるをえなかった、

だからこそ証券、信託との連携が強くなったのだと思います。

 

グループの連携が一番弱いのが三菱ですね〜やる気あるのか、ってくらいですw

 

 

海外展開は今はストップ

海外に出る前に、まずは国内の足腰を鍛えるところからです、、、

国内のシステムがしっかりしないと、海外に出てもそのシステムに合わせることができないので、

海外の金融機関の買収をしようにもできない、というのがみずほの現状ですね。

 

まずは守りを固め、素地をつけてから海外へ。

この辺り、三菱UFJのように守りをしっかり固めていたからこそ攻めるべき時に攻めることができる。

比較してはいけないですけど、本当に三菱UFJは経営上手ですよね。

 

 

3メガバンクの強みの比較

さて、よく3メガバンクって結局どこが強いの?というような比較をされることがあります。

銀行比較

結局銀行のビジネスは

規模×収益性

 

の掛け算という、非常にシンプルな計算です。

 

1億円貸して1%金利をとったら=100万円

1億円貸して2%金利をとったら=200万円

 

ですね。

 

みずほは規模はSMBCより少し大きいくらいなのですが、収益性がよくないですね。

また、過去3年間での利益の成長率も1つだけマイナスと、成長戦略がうまく回っていない状況です。

 

まずやるべきことは反転、どうやってトップラインを伸ばし、利益を伸ばせるのか。

攻めのためにはまず守りから。課題は山積みですね。

 

 

【みずほ銀行の組織解説】

さて、会社全体を理解するには、会社がどのように成り立っているのかを知る必要があります。

OBOG訪問や面接の時も、相手と同じ目線で話ができると「よく調べてきているな」と思ってもらえます。

 

みずほの顔「本店営業部」

三菱UFJやSMBCと同じように、個人と法人の取引が分かれているのはみずほも一緒です。

みずほの場合は支店の「法人課」という名前なので、他の銀行よりわかりやすいです。

 

みずほの特徴的な組織は何と言っても通称「ナンバー部」と呼ばれる本店営業部ですね。

ここは日本を代表する大企業しか担当をしない、「大企業に強いみずほ」を支える顔であり、心臓部です。

みずほのGCFコースで入行をすると、多くの人はこの部署に行きますし、オープンで入った人もこの部署を目指す人は多くいることでしょう。

「ナンバー部」と呼ばれるのは、「本店営業第●部」という番号がつくからなんですね。

大体の場合は産業セクターごとに割り振りされています。「1」がえらいとかいうことはありません。

 

 

みずほのブレーン「産業調査部」

そして、大企業取引を支える部署、大企業向けの提案をまとめていくのがこの産業調査部です。

ナンバー部はリレーションを、産業調査部はソリューションを担当する、というイメージでしょうか。

 

「調査部」と書いてある通り、基本的にはその産業で何が起きるのか、どんな法制度があって、どんな競争環境なのか、をレポートするアナリストとしての機能が中心です。

 

しかし、みずほの産業調査部の場合は、アナリストとしての知見を持ち、だからこそ顧客企業が今後どのような戦略をとり得るべきかを提案する、という「攻めのアナリスト」なんです。

経営戦略的な提案もあれば、フィナンシャルに財務提案をするなど、提案の幅は広く顧客企業のためになるものであればなんでも。その意味では証券会社の投資銀行部に近いような機能を持つとも言えると思います。

他の銀行も、このみずほの産業調査部を真似た部署を作るのですが、なかなかみずほにキャッチアップできていないようです。それくらいに力のある部署です。

 

 

 

カンパニー制って結局何?

少し前に話題になったのが、「みずほ銀行のカンパニー制」です。

これは「顧客の区分」によってフィナンシャルグループを分ける、というものですね。

銀行でも証券でも信託でも、「顧客」によって一つに括られる、ということです。

これは、個人的にはなかなかいいと思います。

 

法律的な問題もあって、銀行、証券、信託の連携というのは簡単ではありませんが、

これによってカンパニーに所属しているみんなが同じ方向を向いて仕事をできるようになるのでは、と思います。

 

組織の変更というのはすぐに結果が出るものではないので、あと2、3年はしっかり結果を見極めたところですね。

 

・コーポレートスタッフ

ここは会社組織を作るための諸々の仕事があります。

銀行でなくとも、どの会社にもあるものですね。

なので、ここは割愛します〜

 

以上が、ざっくりとした組織のご紹介です。

メガバンクはどこもほとんど組織の構造変わらないので、どこか一つでじっくり勉強すればいいです。

 

【職種、キャリア】

職種の種類

少しずつ就活っぽい話もしていきましょう。

みずほ銀行の職種は以下の通りです。

 総合職及びそれに付随するコース

 基幹職(専門)

 特定職

 

3つの銀行を職種で比較すると以下の通りとなります。

 

総合職(オープン)のキャリア

まず、総合職ですね。ぶっちゃけ総合職のキャリアパスはメガバンクでそんなに変わりません。

三菱は海外に強いよ、とか言うけど、海外赴任の割合はSMBCの方が高かったり、

みずほは大企業強いよ、と言いつつも大企業担当になる銀行員が一握りなのはどこの銀行も一緒です。

あまり、会う銀行員の話を鵜呑みにしないようにしましょう。

総合職のキャリアパスは半分「運」くらいに思ったほうが良いです。

 

一方、幾つかのパターンはあるので、パターンを7つ程度ご覧いただきたいと思います。

 

総合職キャリアのモデルケース

1 国内営業一筋コース

2 海外国内行ったり来たりコース

3 投資銀行と国内営業行ったり来たりコース

4 投資銀行ひたすらコース

5 市場部門ひたすらコース

6 コーポレートスタッフと営業行ったり来たりコース

7 証券と国内営業行ったり来たりコース

この辺りもそんなに三菱UFJやSMBCと変わりはありません。

ちなみに、営業の人はだいたい5年以内に異動するのですが、これは金融庁からの指導なのです。

銀行はお客さんのとても大切なお金を扱いますから、「お客さんと癒着しないために」短期間での異動を

促しているんですね。

 

総合職の年収モデル

総合職の年収はかなり幅広くなりますので、以下のようなイメージですかね。あくまで、想定です。

年収推移

年収カーブはそこまで銀行によって変わりませんね。

やはり、部長、副部長クラスになれるかなれないかで生涯年収は大きく違ってきます。

みずほは他の2つに比べると、少し年収低めです。

 

総合職の給料を3メガバンクで比較しましょう。

株主や投資家向けの資料を見ると、フィナンシャルグループの平均年収が出ていますので、これで比較します。

たまに四季報とかに平均給与が載ってますよね?それでいくと35歳で800万くらいがメガバンクの相場になるのですが、これはすべての職種を含んでしまいます。

一方、フィナンシャルグループは以下の表でご覧いただく通り、人数がとても少ないです。

基本総合職+補助のための事務職のみを集めるため、総合職の給与イメージに近くなります。

年収比較

実際にはこれに+200万円くらいはあると思います。

銀行間で比較をすると

SMBC > 三菱UFJ > みずほ

で、みずほは残念ながら3メガの中では一番給料は低いですね、、、

40歳で1,200万くらいなら、悪くはないですよね。

それでも、事業会社に比べれば非常に平均年収の高い会社であることはまちがいないです。

 

総合職(GCF)のキャリア

GCFは配属が本店営業部か産業調査部に行くことが多いです。

そして、この2つの部署を行ったり来たり、場合によってはみずほ証券へ出向したり、経産省や外務省などの省庁、日銀などに出向することもあります。

30前後くらいからMBA留学に行く人は準備が始まります。

このように、英才教育を施されるのがGCFです。

 

しかし、注意も必要です。

最初の頃は「GCFで採用した選ばれた人材」と人事部が守ってくれますが、徐々に時が経つに連れて成果がものを言うようになってきます。GCFで成果を出せなかった時が最悪です。

 

 

基幹職(CR)のキャリア

CRコースの方はわかりやすいですね。

基本的にはずっと支店組織にいて、顧客向けに投資信託や遺言、保険の営業をします。

証券会社への出向なども最近は頻繁に行われており、「リテールビジネスカンパニー」としての育成が定着してきました。

 

ちなみに、証券会社のリテール営業のほうがゴリゴリ営業、銀行のほうが少しスマートです。

富裕層取引、中堅中小企業取引のプロとして、個人向けの金融商品の販売や融資など幅広く社長を支えられる存在になるべく、この道を極めていきます。税務や会社法、不動産、融資に詳しくなりますね。

 

CRの給料はそんなに高具はないです。中堅規模のメーカーに行くよりはよっぽど。三菱の総合職特定と似た感じだと思ってください。

23才    300万

28才 主任 500万

33才 課長 800万

→管理職になる前に半分くらいは退職するみたいです。

38才 副支店長 1,000万

43才 支店長  1,200万

これくらいだと思います。

あの、あくまで想定ですよ、、、

 

 

特定職のキャリア

特定職にもコースが2つほどあります。

1 特定職 ビジネスサービスコース

2 特定職 コーポレートオペレーションコース

ビジネスサービスコースは基本的に支店勤務ですね。

お客さんの近くで仕事がしたい、接客が好き、という人はこちらでしょう。

コーポレートオペレーションコースは本部で総合職の人たちのサポート役です。

部活のマネージャーさんを思い浮かべるとわかりやすいのではないでしょうか。

 

いずれの職種についても、基本的に同じ仕事をずっとやり続けます。

部署の異動はある程度はありますが大きく仕事がわかることはありません。

だいたい募集要項には「その道のプロになります」と書かれます。

 

しかし、「この会社でしか活用できないこと」が多く、他社に行って活用できるノウハウは

「社会人としての基礎ができていること」くらいしかありません。

やはり、総合職の人間と結婚して、その人が地方や海外に行く時に退職して主婦、というケースがまだ多いのが実情です。

 

 

【Vorkersの比較】

退職者、もしくは現役の人たちが自分たちの会社を評価するVorkers。

ここで3メガバンクの比較で見ていきましょう。

 

Vorkersで3メガの比較

まず、3メガでいうと先ほどの年収と同じ、

SMBC > 三菱UFJ銀行 > みずほ

という構図が見えてきます。

vorkers

就活をしている学生さんのイメージでいくと、圧倒的に三菱UFJがトップだと思われるのですが、意外にもSMBCが評価高いんですね。

 

みずほは採用も弱いですが、社員の評価も低いですね、、、特に総合職の評価が低いです。

オープンの子達が劣等感を持っているんですかね。

 

みずほ銀行の特徴は、、、

「風通しの良さ」

しかないですね。。。全体的にスコアが低調なので、、、

 

職種別に見てみましょう。

 

残念ながら

「社員の士気」

「20代成長環境」

が低いので、成長意欲の高い人はあまりそぐわないかもしれません。。。

 

 

 

 

同様に他の金融機関との比較

日系の金融機関を見ていきます。

 

(損保)

マリンがかなりの高評価ですね。みずほはマリンを除けば、他の損保よりは高い水準にあります。

3メガバンクで比べると一番低いのですが、金融全般で見ると悪くはないです。

実際に三井住友海上とみずほ銀行の両方に内定を取ると、みずほ銀行を選ぶ人も多いそうです。

 

 東京海上火災保険   4.12

 三井住友海上     3.12

 損保ジャパン日本興亜 3.32

 

(証券)

みずほは残念ながらここでも3メガバンク系で最下位です、、、

・野村證券     3.97

・大和証券     3.73

・SMBC日興証券    3.31

・三菱UFJモルガンスタンレー証券    3.10

・みずほ証券      3.04

 

(生命保険)

生保は全般的に評価低いですね。これはおそらく営業職の採用が多いからだと思います。生保の営業はきついので。。。

総合職だけでみるとそこまで悪くないと思いますよ。

 日本生命     3.13

 第一生命     3.23

 明治安田生命   2.95

 

【OBOGの活躍】

会社自体の評価の次に、三菱UFJ出身者が世の中でどれだけ活躍しているのか、を見たいと思います。

つまり、この会社に入ってどれくらい力がつくのか、というところですね。

・楽天 代表取締役会長 三木谷 浩史

・シンガーソングライター 小椋 桂

正直、みずほ出身の起業家とか他の2行に比べると少なめです。

ただし、旧日本興銀の銀行マンは様々なところでかなり活躍している!はず!

検索する以上に活躍している先輩は多いと思いますよ。

 

【採用の状況】

さて、少しずつ話を採用にしていきましょう。

 

採用数 むちゃくちゃ減ってます

2017年  1,365名

2018年  700名(総合職400、基幹職115、特定職185)

めちゃくちゃ減ってますね。。。

 

総合職はある程度の水準をキープ。

一気に採用数が減っているのは特定職です。

2016年くらいには800名くらい採用していたと思うんですけどね。

 

リストラの大きな報道が出ましたが、この辺りにも影響してきますね。

他のメガバンクはここまで採用数減らしてないので、大丈夫でしょうか、、、

 

採用力は総合職GCFと特定職(一般職)が強く、総合職オープンは最弱。

上のコラムでも書きましたが、メガバンクの採用力比較でいくと

 

みずほGCF  >  三井住友 > 三菱UFJ > みずほオープン

でしょうか。

 

慶應義塾大学の体育会でコーチをやられている方に伺ったことがあります。

SMBCは良い学生を採用している

三菱UFJはそこそこの学生を採用している

みずほに行く学生はあまりいない

というのが現在の採用力だと思います。

 

先に内定を出さないとまず勝負にならないので、5月中にある程度選考を進めておかないといけません。

内定も5月中に出る場合もあります。

 

人気落ち気味なのはみずほにはきつい、、、

三井住友、三菱UFJはある程度受ける人数が減っても学生を選べる余裕がありましたが、みずほにはキッツイです。

 

元々学生を選べるほど余裕がないので、受ける母集団が減ってしまうのはかなりきついでしょう。

採用数が減っている特定職はまだいいのですが、総合職オープンなんかはより一層入りやすい。

めちゃくちゃ穴場の入りやすい優良企業になっています。

 

 

総合職の大学別内定難易度

これ、出すべきなのかすごい悩みましたが、まぁわかりやすいので出してみます。

どっかから怒られたら引っ込めます。。。

ざっくりなので、そこまで当てにしないでも結構ですが、それなりに信憑性はあるかとは思います。

 

(総合職の大学別内定難易度)

メガ比較

三菱UFJやSMBCに比べると倍率の値がとても高いです。

内定承諾率がかなり低いので、とにかく内定を出しまくらないといけません。

東大、一橋、早慶のレベルであれば3人に1人くらいが内定できるくらいになってしまっている、と想定されます。

 

最近はかなり早い段階で内定を出す会社が増えていますので、そもそも受けてもらうのも難しくなってきていますので、さらに受かりやすいでしょうね。

 

特定職は学歴はあんまり関係ないです。

イメージでしかないですが、3,000人ES出して200人入社くらいのイメージです。15倍くらいの競争確率。

採用人数が少ないので三菱UFJと比べても難易度は同じくらいですね。

選考始まるのが6月1週目くらい、とかなり早いです。

そして、内定辞退のない学校推薦から先に始まっていきます。

 

みずほの内定を取るにはまず学校推薦でなるべく応募しましょう。

【選考の状況】

(総合職)

3月 ES提出、ウェブテスト

4月 説明会

5月 実質選考開始、実質内定出し

人によって面接回数は異なるようですが、3回程度?が多いようです。この辺は謎も多い。

面接は基本的に穏やかなおじさんが、穏やかに就活の基本的なところを聞いてきます。

人事になると、それなりに質問の内容も鋭くなってきますが、銀行は基本オーソドックスな質問なので自己分析と企業分析をある程度やっておけば大丈夫です。

 

選考は5月に始まるので、それまでに準備を!

 

ES、ウェブテスト

→重要なのはウェブテストです。

ESは面接に進んだ際に必要となるもので、書類選考ではあまり関係ありません。なので、無駄に文字数ぴったりにするとかはしなくていいです。

9割くらいは書きましょう。あと聴いてほしいことを書きましょう。

 

ウェブテスト

→ベーシックなSPIだと思います。

SPIは学歴と高い相関関係があります。

東大は偏差値50以上が9割を超えますが、日大はちょうど半分くらいです。

銀行は取らないといけない資格が多いですし、守らなければならない約束、規定も果てしなくたくさんあります。「勉強して頭に入る」というのはとても重要なことです。

 

 

面接

最初の方は現場の中堅くらいの行員が出てきます。なので、普段から学生さんと会うことがないので、

面接官も緊張して出てきます。

ただ、銀行の人間は営業が多いので、トークはそれなりに上手です。ここは相手にしっかり話をリードしてもらいつつ、

オーソドックスな質問に答えられる準備をしておけばOKです。

 

その後は基本人事面接です。5月中旬〜下旬にかけて人事の面接ですね。

正直、誰が現場の面接官で誰が人事面接官かわからないくらい、質問がオーソドックスです。

なので、あまり人事だから、とか気にしないでもいいです。

 

みずほの選考対策は「ガクチカ、志望動機をしっかりと話せるようにすること」です。

 

インターン組

インターン組はとてもインターンの中での動きを見られ、すでに評価が決まっています。

面接でよっぽどのヘマをしない限りは評価はインターンで決まっていると考えていいでしょう。

 

逆に、インターンで評価をされないといかに面接で頑張ろうと結果は変わらないので気をつけて下さい。

 

 

 

【今、銀行に就職するのがオススメな理由】

 

以下の記事に、なぜ今銀行に就職するべきなのか、を記載しました。

メガバンクで一番入りやすいのはみずほのオープンでしょう。

そして、Vorkersなどの評価は他の銀行に比べると少し低めですが、それでも

他の金融業界の会社と比べると、決して低いわけではありません。

超穴場だと思います。

 

銀行に入るべき理由はこちらで記載しましたので、是非こちらも参考に見てください。

 

https://syukatsunohonne.com/2018/06/26/post-295/?amp=1 ‎

 

以上、みずほ銀行を紐解いてきました。就活で使える話題も多いかと思います。これから金融、銀行を受けられる方、是非頑張ってください。

こちらと同じように企業、業界、選考の特徴などを整理してみるといいと思います。

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