就活の記事ばかりと思われがちですが、この記事は大学1年生の方向けです。
今日は、サークルで友人もでき、楽しくなってきて将来的にサークルを中心の大学生活を送るか、憧れであった留学にチャレンジするかを悩んでいる方向けの、応援も込めた記事をお届けします。
大学1年春はみんなが悩ましい時期
留学に行くなら大学2年の秋からがいい、でもその準備をするならもうそろそろTOEFLの準備も始めないと。
でもバイトもしたい。
サークルの友達もせっかく仲良くなって色々できるようになってきたのに、もったいない、さみしい。
塾の講師のバイトを始めたけど、この子を途中で放り出して海外になんて行けない。
こんな悩みを抱えていたりしませんか?
大学1年生の時というのは、これから3年半の大学生活の方向性を決める、とても大切な時期です。悩んで当たり前だし、是非悩んで欲しいです。
逆に何も悩みがなく、「俺はこれをやるんだ!」と考えている人、是非少し悩んでください。
今見えている世界よりも、もしかしたらもっと面白い世界があるかもしれないですよね。
機会費用という考え方
是非皆さんに知っていただきたいことは「機会費用」という考え方です。
聞いたことありますでしょうか?
もしあなたが「留学」という選択肢をとったとすると、その間に日本でできたことができなくなります。何かを選択するということは、何かを捨てる、ということと同じです。この「捨てるもの」が機会費用です。
何かをやらなければできたこと、何かをやり遂げるために犠牲にしたもの。
こうしたものを常に天秤にかけながら、私たちは日々の選択をしていますね。
大学1年の春には留学、バイト、サークル、学生団体、長期のインターン等、天秤にかけるものがいくつもあって大変です。
就活を見据えるな。先を見据えろ
天秤にかけるには、何か基準を決める必要があります。
「こういう点から見ると、この選択肢の価値は高い」
ということです。
例えば、「将来絶対に海外で働きたい!」と思っている人には留学の価値がとても高いと思います。
「将来起業する」のであればベンチャーでのインターン、もしくはいますぐ起業でもいいかもしれませんね。
「基準なんて定められないよ、、、」という人はまだ明確な目標がないので、たくさんの選択肢が出てきても選択ができない人です。少し前まで高校生だったので、それで当たり前なんです。とにかく志望校に合格することを目指してきたのですがから、いきなり目標を自分で見つけろと言われても難しいですよね。
でも少しずつ、目標は具体化していきましょう。何もないよりはずっといいです。
どうやっていくか。まず考えるより行動です。
これは大学生でも、社会人になっても同じなのですが、一番自分を成長させてくれるのは「行動」です。
行動って何すればいいの?ということですが、社会人に会うことが一番です。その人が大学時代にやればいいと思ったことをたくさん聞いて回りましょう。
普通は大学生活は1回しかありませんから、社会人の多くは「あの時ああすればよかった」「もっとできたことがあった」「これはやっておいてよかった」と色々な考えがあるはずですね。
そして、社会人と会っていいのは少し先にある就活でなく、その後の社会人生活に思いを巡らせることができることです。
留学とかも「就活に有利と思って」という人ほど、留学をすること自体が目的になってしまって、残念ながら留学先で伸びません。そのこじんまり感は就活の場面で痛いほど出てしまいます。
なので、中途半端に就活に有利、とか考えて選択をするのではなく、是非先を見据えた「自分のなりたい姿」を思い浮かべて天秤の基準、目標を作り上げていきましょう。
社会人に会うにはキャリア大学がオススメです。日本や世界を代表する企業が、大学1、2年生のみなさんのために時間を割いてくれます。夏まで時間はありますが、その間に登録してみてください。
「絆と覚悟」
留学やベンチャーの長期インターンなどに行くと、今までと同じようにサークルやバイトの友人と接する時間は無くなります。
ただ、私も今になって思うのは、ただ単にサークルを一緒に過ごした友人や、ゼミ、語学の友人というのはなかなかその後に関係を深くすることができません。
今でも繋がっているのは、本気で覚悟を決めて取り組んだことを一緒に成し遂げた仲間です。
不安な中、せっかく大学生活で友達ができたかもしれませんが、より強い人間関係を作るのは、これからのチャレンジングな生活の中で、ともにもがき、苦悩しながらお互いを高めあっていく人たちです。
もちろん、今の友人だって、本気でその人のことを好きなのであればどこにいてもいくらでも、関係を深くしていくことができます。
自分が絆を大切にすること、そして何かに覚悟を持って取り組むことができれば、恐れることは何もないわけですね。
友人との絆、自分の将来に対する覚悟があれば、どんなことも前向きに取り組んでいけるはずです。
大学1年の春、非常に悩ましい季節かと思いますが、友人との絆は大切にしつつ、でも自分がしっかり挑戦できるものを見つけられる、そんな季節にしてください。
頑張ってくださいね。
それでは、失礼します。