メガバンク元採用担当がおすすめする卒業までにやるべきこと7選

メガバンク元採用担当がおすすめする卒業までにやるべきこと7選

内定式も終わり大学生活も残り少し、あと何をやっておくべきかを悩む時期ですよね。卒論や単位修得のために学校にもある程度顔出さないといけないし、案外最後の半年は忙しいものです。

そんな中でも、社会人生活でスタートダッシュを着るためにやっておいたほうがいいことをいくつか紹介しておきたいと思います。

 

【勉強編】

英語

言わずもがな、英語はしっかりやっておきましょう。

ビジネスの場面で使う使わないに関係なく、英語ができることによって自分の世界観を大きく広げていくことができます。

 

お勉強でTOIEC、というよりはより会話とかメールとかのコミュニケーションに力を入れたほうがいいかと思います。

 

内定者の研修で英語のプログラムを提供してくれる会社も多いですよね。

特に案内がなければ、人事の人に「会社で提供している英語研修を先に受けられないか」とか聞いてみてもいいかもしれません。

 

英語はやりましょう。

 

データ分析

どんな仕事であっても、従来以上に「数字に強いこと」が求められるようになってきました。世の中のデジタル化が進むにつれて大量のデータを保存できるようになり、そのデータをいかに駆使し新しいナレッジを生み出すかが非常に大切になってきています。

 

銀行や証券などの数字を使うイメージの強い会社だけでなく、広告業界なども細かく数字で検証できるような人材が求められるようになってきまし他ので、データ解析はやっておいたほうがいいと思います。

 

具体的には、相関関数や回帰分析を理解できるレベル、を目指しましょう。

実践は会社に入ってからでもいいのですが、何が起きると自分の仕事にどれだけ影響があるのか、を回帰分析など使って判定していったりします。

 

これができると強みになると思います。

 

簿記

データ解析に近いのですが、仕事をすれば必ずお金が動きます。そのお金をどう記録していくかが簿記です。そしてそのお金の記録を解析していくのが上に出てきたデータ解析ですね。

 

なので、自分たちの仕事がどのように記録されていくのか、の仕組みを知っておくことは勉強になると思います。

実務をするとより高いレベルで理解できるようになっていくと思いますので、まず知識として入れておいて、仕事を通じてさらに理解を深めていきましょう。

 

具体的には簿記2級程度を持っておくといいかもしれません。

3級を持っていなくとも2級から受けられるのと、市販のテキストで十分合格できますので、資格学校とか行かなくともなんとかなります。

 

企画系の仕事をする方でも、簿記をベースに投資採算をシミュレーションしたりしますし、文系の方は経理や経営管理、理系の方は投資、研究開発費の考え方のベースを理解できます。

 

プログラミング

これは私もできないですがwでも、これからの学生さんはある程度プログラミングができるといいかと思います。プログラミングとまではいかないかもしれませんが、エクセルのマクロが組める、MySQLを使える、Pythonを理解できるなど、そこまでのレベルはなくてもいいのですが、苦手意識を持たない、くらいはあってもいいかもしれません。

 

【遊び】

親孝行をしておく

自分の反省もこめて、です。

大学を卒業し、社会人に出ると親との接点が今まで以上に少なくなりがちです。すでに親元を離れて生活されてらっしゃる方もいるかと思いますが、今後、世界の色々なところに行く可能性もありますし、国内の転勤の可能性もあります。

転勤ない方でも、結婚した相手が海外勤務になって、一緒に海外に行く、なんてこともあるかもしれません。

 

ここまで育ててくれた親に対して、しっかりと恩返しをしておくことが自分の精神も安定させてくれ、いい状態で社会人生活を迎えることができます。

 

ちなみに、子供ができて自分が親になると、本当に親のありがたみがわかります。今のうちから是非、少しでもいいので親孝行しておいてください。

 

国内外を旅する

いろんな先輩に言われると思いますが、長い休みが取れるのは今しかありません。長い休みがないとできないことの代表格はやはり旅行ですね。

国内でも海外でもいいと思います。自分の世界を広げておくことがより重要です。

 

国内に行っておくだけでも、もしかしたらお客さんや同僚と話をする中で「私そこ行ったことあります」というだけで打ち解けやすくなりますよね。

別に海外に拘らないんです。

 

他の企業へ行く学生とのネットワーキング

よく、内定者同士で仲良くなることが重要と言われますが、内定者は会社に入ってからでも仲良くなれるので、放っておいても大丈夫です。

それ以上に、会社に入ると外部の人とのネットワークが作りづらくなります。

なので、今のうちに様々な業界に進む友人とのネットワークを大切にしておく方が重要です。

 

全く異なる業界同士でコラボすることが大切なんですよね。

スティーブジョブスは「ITとアートの交差点を作る」ということを言ってましたが、まさにitunesなんかはその典型で、それができた時に世の中にイノベーションが起きやすいんです。

是非皆さんも色々なところでの交流を楽しめるようになってくださいね。

 

 

以上、内定者のうちにやっておいたらいいよ、と思うことを挙げてみました。

残り少し、頑張ってくださいね。

 

では。

 

トリビアカテゴリの最新記事