【パターン別攻略!】グループディスカッションはパターン分けが大切

【パターン別攻略!】グループディスカッションはパターン分けが大切

選考方法として一般的になったグループディスカッション。正直採用する側も「これ意味あるのかな?」と思いながらやるのが本音ですが。。。

僕はグループディスカッションが嫌いです。なので、皆さんにチョチョイとクリアして欲しいのです。グループディスカッションの攻略のためには、まず面接官が「何を見抜きたいのか」を知ることが必要です。そして、それにはいくつかのパターン分けができます。パターン別攻略法を解説します。

 

GDのパターンと見分け方

一般的に、グループディスカッションを行う際には以下の4つの類型があると思います。1:1の面接では面接官の時間が足りませんし、面接官の好き嫌いが入ってしまいます。それを排除して、効率的かつ効果的に選考をしよう、というのがグルディスの狙いです。狙っているだけ、ほとんどワークしてません。。。

 

よくあるパターンは以下のとおり。

 論理的思考、分析力パターン

 対人関係パターン

 対人折衝パターン

 足切りパターン

見分け方は簡単です。

・論理的思考パターン

ディスカッションが始まる前に重たいお題が出ます。例えば10分でA4で10枚くらいの資料を読み込んでからディスカッションとか。この内容理解度、ポイントを抑えられているか、を面接官は見るのです。なので、重たいお題が来た=論理的思考、分析力パターンだと思ってください。

 

・対人関係パターン

対人関係を見るには、等しく誰にでも話ができる話題を設定します。誰かが得意な話題だと、その人に発言が偏ってしまうため、正しく評価ができません。対人関係では、通常のコミュニケーションを見たい、会社に入ってから同じような知識レベルの人たちが話し合うのを前提にする、ということですから、分かりやすいお題を出します。

ちなみに、私が就活の時は受けた会社で「晩婚化についてみんなで意見を出し合ってください」というお題がありました。誰にも話ができそうですが、たまたまそのグループに「私、学生結婚しているんです」という人がいた奇跡。みんな結婚について質問攻めにし、選考も忘れかけていましたが、みんな受かりました。

「誰にでも語れるお題」とはこのようなイメージです。

 

・対人折衝パターン

実は面接で対人折衝力を見抜くのはとても難しいです。対人折衝力とは、矛盾した状況や硬直した場面を打開する能力のことです。なので、お題は矛盾した状況を提示することが多いです。「こんな時、あなたはどうしますか?」というようなものですね。

ただ、このお題はあまり出題されることはありません。対人折衝を学生に求めるケースは少ないからです。

 

・足切りパターン

インターンの選考では少ないですが、本選考で大企業、多くのエントリーが集まる会社で見られます。

見分ける基準は簡単です。設定時間が短いものがほとんどです。結局は学齢やSPIの点数で合否は決まっているのですが、「ちゃんと選考した」という形を残すためにやっている足切りグループディスカッションです。

時間の短さとお題の適当さで判断してください。

 

パターン別グループディスカッションの攻略方法

・論理的思考、分析力パターン

論理的思考、分析パターンのグループディスカッションの場合は、資料の読み込みから何を読み取るか、が勝負です。通常は等しく発言の機会も与えられます。そうしないと資料から何を読み取れたかがわからないためです。

資料にはグラフや図が多く使っており、気づいて欲しいポイントがいくつかあります。

割と「本質的なものに気づく力」が求められるため、最初の設問の説明文に答えが隠されているケースが多いです。論理的思考と言いながら、中学校の国語のような問題ですね。

「●●を目的としている」とか「●●が大切だ」と書いてあるので、素直に読み取ったらいいと思います。

このパターンは、逆に遊びや想像力が求められないので、少し対策をすればすぐできるようになります。

 

・対人関係パターン

誰にでも回答ができるお題である分、柔軟性は求められます。ここで面接官が見ているのは、自分の意見を言えるかどうか、です。人の意見に頷いてばかりいる、とか「私もそう思う」とか、こればかりでは何も残せません。

自分の意見を言うことが得意な人にはいいのですが、多くは自分の主張をするのが苦手、な人です。

そんな人がこの対人関係パターンを乗り越えるには、自分からお題設定をしてしまうことです。「この点から捉えてみたらどうかな?」「こんな角度から眺めてみると、違って見えない?」という形で、「私はこう思う」でなく「みんなはどう思う?」と提示をすることです。周りの議論を活性化することもできますし、何より自分で設定したお題ですから自分が発言しやすいですよね。

是非一度試してみてください。

・対人折衝パターン

対人折衝パターンは難しいです。矛盾や硬直状態に陥ることは、普段の学生生活ではないからです。実は恋愛経験の豊富な人とかが強い分野です。

別れたい彼女と、別れたくない彼氏、、、膠着状態ですね!

こんな時に状況を打破するためには「第三のアイディア」が必要になります。

例えば「別れたいのはわかった。でも俺も変わるよ。3か月だけ時間をくれないか」こんなイメージですね。

グループディスカッションなのに、沈黙の時間となります。ただ、沈黙は悪いことではありません。じっくり考えて、第三のアイディアを考えてみてください。

 

・足切りパターン

足切りとわかったら、天に運を任せましょう。ここでのパフォーマンスは選考に何ら影響を与えません。努力は報われるとか、そういう話ではないのです。割り切りましょう。

 

以上、グループディスカッションのパターン別対策でした。

こんな対策に時間を取られるよりは、しっかりと自分を見つめ直す時間をとりましょうね。

選考対策カテゴリの最新記事