カテキョだけで戦わない工夫が必要。合格ESの基礎。学チカ別自己分析・自己PR:家庭教師バイト編

カテキョだけで戦わない工夫が必要。合格ESの基礎。学チカ別自己分析・自己PR:家庭教師バイト編

勝手に自己分析月間を進めている管理人です。こんなような、ガクチカ別の自己分析や自己PRを40コ位作っていこうかなと思ってます。
家庭教師は個別指導と同様ではあるのですが、それ以上に個人主義なのが家庭教師です。チームワークとかは主張しづらいので、 for you感で推すかなと。ただ、ガクチカエピソードとしてはちょっと弱いのは否めません。少し見ていきましょう。

自己分析・自己PRで最も大切な2つのこと

「自己分析・自己PR」をどう選ぶか、は『◎本気度』『×成果の出たこと』

自己分析や自己PRを選ぶときに大切なのは、「自分が最も本気になれたこと」からメッセージを抽出することです。

学生さんからすると「誇れるもの=結果を出せたこと」が話しやすいのですが、まぁ社会人からすれば20歳そこそこの若者の成果なんてものはそんなに大したものではありませんw

むしろ、これからの長い社会人人生の中でどのように活躍をしていくのか、という未来を知りたいので、未来を見せるには過去の「結果」でなく、「頑張れる人間」ということを知ってもらわないといけません。

だからこそ「仕事に本気で取り組むこと」「本気を出すとどこまでできるか」を面接官に伝える必要があるので、結果が出た、でない、でなく、本気になった時にどれくらい頑張れる人間なのか、を話せるようにしましょう。

ガクチカ=本気を出したこと、と覚えておきましょう

「自己分析・自己PR」を語る際は『ストーリー性』が大切

自分を知ってもらう時に重要なのは、「わかりやすさ」です。人を理解することって、すごい難しいですよね。是非皆さんも自分で面接官をやってみてください。難しさが分かるはずです。

自分をわかりやすく伝えるために最も有効なのは、「ストーリー性」が見えることです。

一つ一つの行動に「なるほど、だからあなたはこのようなことをやってきたんですね」と納得感があることであり、これが上手に話をできると、志望動機なんかいらないわけです。

「あなたが歩んできた道の上にうちの会社がある」と面接官が勝手に理解してくれるからです。ここまでいけると理想です。

ただ、「そんなに一つ一つに意味のある選択なんてしてない」「なんとなく生きてきただけ」という人もたくさんいらっしゃると思います。でも実は、ほとんどの場合は自分の隠れた意識に気がついていないだけで、何かしらか自分の価値観で選択をしているんですよね。それを見つけるのが自己分析です。

是非、自分の判断基準を見つけましょう。そしてストーリーにして話ができるようになりましょう。

「本気だからこそ感じる苦悩」と「苦悩とどう向き合ったか」が大切

家庭教師はパンチが欠けるものが多いので、できれば他のものとのバランスで話せるといいと思います。一本足打法よりは「バランスを取る中でも、本気で向き合った」みたいな感じでしょうか。

1 なぜ家庭教師のバイトに本気になれたのか
なぜ家庭教師のバイトをやろうと思ったのか。他の仕事にはない魅力は何か。塾講師でなく家庭教師なのはなぜか。この仕事を好きなったのはなぜか、など。しっかりと「why」を積み重ねましょう。
2 本気だからこその苦労や難しいこと
向き合うべきは目の前の生徒、というのはわかりやすいですよね。その生徒がどんな子で、どんな難しさがあったのか、なぜその子を諦めずに向き合おうと思ったのか。などが見えるといいですね。
3 本気で取り組めたことで何が変わったのか
他の記事でも書いているのですが、大切なことは成長の「幅」です。本気向き合ったからこそ抱いた感情はなんでしょうか?本気になれなかったらどうだったでしょうか?社会人もいろいろな経験がありますから、「本気になったからこそ出る言葉の重み」みたいなものはなんとなく感じ取ることができます。その重みが出るようになれば説得力が出ますよ。

同じような仕事をするのであれば、同じような悩み、課題を持って当然だと思います。要は、自分がどう感じたか、が大切です。

家庭教師で直面する困難の代表例3つ

過去、ガクチカ家庭教師の方で、心に残るエピソードを話してくれた人はこんなイメージでした。

1 親は頑張って欲しいが子供が頑張ってくれない
よくある話が、親からは凄い成績の伸びを期待されるのですが、結局勉強をするのは生徒なので、生徒がその気になってくれないともちろん成績は伸びません。そんな時にどう生徒と向き合うか。こんな話は家庭教師あるあるですが、よくある話な分、工夫や本気度が見えやすいところです。
2 他の活動とのバランスの中でも、生徒を一番に考える
家庭教師の場合はサークルや学生団体も併せて頑張っている、という方も多いです。しかし、テストや模試の前は家庭教師に集中するとか、メリハリをつけ、人情味の感じられる人だといいなと。その調整のためにとても苦心をしたとかあるといいですね。
3 人間性で信頼を勝ち取る
他の活動との掛け持ち、という話をしましたが、自分が様々な世界を見るからこそ生徒に伝えられるがある、と常に生徒のために何かを探している、ということがわかると非常にいいです。自分自身の人間的な成長を生徒に投影して一緒に成長する、など。

バイトやサークル、部活で大変だったことは必ず聞かれます。仕事で大変なことにぶつかった時に、どのように困難に向き合うのか、がとても大切だからです。
工夫で乗り切るのか、根性で乗り切るのか、頭のキレで解決するのか。自分のタイプを教えてあげましょう。

家庭教師に求められる素質、身につく力3つ

家庭教師に求められる、身につく力は以下の3つくらいかと思います。

1 目の前の人と信頼関係を構築する力
2 逃げずに立ち向かう正直さ、実直さ
3 同じ方向性を目指させるリーダーシップ

総合すると、こんな話だとかなりわかりやすい、という例を記載しておきます。

結:私は家庭教師のバイト、様々な活動の掛け持ちから、自分自身の成長が生徒の成長に直結する、という体験をし、inputはoutputできて初めてinputできたことになる、ということを学びました。
起:家庭教師のバイト、サークルの先輩の経営する営業の会社でのインターン、大学のゼミの幹事長という3つを柱として学生生活を過ごしてきました。元々文武両道、部活も勉強も頑張るというタイプだったので、大学でも複数のものを全力で取り組みたいと思っていました。
承:家庭教師で担当した子が数学が苦手な子でした。なぜ数学をやらなといけないのか。意味ないと思うことにやる気にならない。というものでした。私は数学は教えることはできても、数学をやる意義を教えることができませんでした。そんな時、SNS広告の運用をやっていたのですが、「SNS広告の最適をするA/Bテスト」のようなものを学びました。そもそもの広告の配信の仕組みを知らなかった私は、「これは数学的な話かもしれない」と思い、Googleのアルゴリズムや統計のようなものを勉強することにしました。やはり、確率のような話が必要になるとわかったのです。「普段instaで見るこの広告って、どう配信されてきているか知ってる?」「私の画面の広告と、あなたの画面の広告が違うのはなぜかわかる?」といった具体に、身近だけど「そういえば不思議」みたいなものを少しずつ解説をしていき、これって、結局数学で勉強するこれと同じだよね?と興味を持ってもらうことができました。
転:モチベーションを出させることは成功しましたが、あとは結果がなかなかついてきませんでした。単純に勉強量が足りないと思い、「私も今まで以上に付き合うから、ガッツリやろう」とファイティングポーズを見せました。勉強時間だけでなく、普段からLINEで連絡を取ったり、より距離感を近づけることで私が本気で生徒の成績を上げようとしている、と思ってもらうことで、相手にも応えたい、と思ってもらうことができたと思います。今まで以上にコミュニケーションが増えると、今まで以上に与えなければならないことが増え、今まで以上にinputとすることが増えました。中途半端にoutputしても伝わらないですし、自分の心にも残りません。しかし、相手がわかるようにoutputができると、自然と自分のものとして身についているんです。私は生徒の成長にコミットし、膨大なinputをして、outputの機会もあることによって、自分自身が成長できましたし生徒を成長させることもできました。
結:社会人になれば自分なりの付加価値が大切になります。私はinputの量とoutputの質を高めていくことで、着実な成長を遂げ、お客様のお役に立てる存在になりたいと思います。

私が最も伝えたいことは、「就活のhow toは社会に出て役に立たないので、そんなことに時間を使ってほしくない」ということです。

なので、勝ちパターンはお伝えします。それよりもしっかりと自分と向き合い、誇りを持って自分の進む道を決められるように頑張ってください。

自己分析の必須ツール オファーボックス&キミスカ

最後になりますが、自己分析をするときは以下のサイトに登録すると自己分析に役立ちます。
できれば2つともにやってみて、同じような結果が出るかどうかを確認してください。
社会人でもMIIDASというサイトで自己分析をやってみたり、社会人用のSPIがあったりするんです。僕も実際に転職の時は活用したりしました。

大手からベンチャー企業まであなたにオファーが届くスカウト型就活サイト【OfferBox】

キミスカでインターン経験・就活状況を人事にシェアしてスカウトを獲得!

同じような結果が出る人は自己把握力がある人です。逆に、全然違う結果が出てしまった人はまだ自分を知る、ということが足りない人です。どちらでもいいのですが、大切なことは「今の自分の立ち位置を知る」ことですね。

自己把握できていれば次に進めばいいですし、できていないのであればまずはそこから始めていきましょう。

オファーボックスは就活生に利用されているサービスで第5位、毎年10万人近い学生さんが利用しています。

ぶっちゃけ、超大手企業や人気のある企業は利用していません。学生さんは放っておいても集まってくれるからです。

正直、逆求人は好きではありません。が、オファーボックスの性格診断は有用だと思います。

キミスカもオファーボックスと同じく逆求人系のサイトです。

こちらもかなり多くの学生さんが利用していますね。

この2つの性格診断を組み合わせて自己分析をしてみることをお勧めします。

では、自己分析、自己PR、頑張ってくださいね!





ちなみに、大学3、4年生向けの就活の勝ちパターンは以下のページで紹介しています。
https://syukatsunohonne.com/472
大学1、2年生でこの記事を読んでくれた人は是非こちらもご覧ください。
https://syukatsunohonne.com/427

自己分析カテゴリの最新記事