集団塾講師は就活不向き。合格ESの基礎。学チカ別自己分析・自己PR:集団塾講師バイト編

集団塾講師は就活不向き。合格ESの基礎。学チカ別自己分析・自己PR:集団塾講師バイト編

そう、今月と来月は自己分析月間です。なぜかというと、10月に学校が始まると、「お前就活どう?」「インターンどこいった?」みたいな話で浮き足立つので、待てまて、一番大事なのは自己分析だぞ、と皆さんに思い出していただくためです。と、いうわけで自己分析シリーズ第三弾、今度は集団指導の塾の先生、塾講師です。です。

集団指導の塾講師は、実はちょっと難しいんです、、、

自己分析、自己PRにとっては、個別指導よりも少し不向き、ということを理解した上でいきましょう。

自己分析・自己PRで最も大切な2つのこと

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「自己分析・自己PR」をどう選ぶか、は『◎本気度』『×成果の出たこと』

自己分析や自己PRを選ぶときに大切なのは、「自分が最も本気になれたこと」からメッセージを抽出することです。

学生さんからすると「誇れるもの=結果を出せたこと」が話しやすいのですが、まぁ社会人からすれば20歳そこそこの若者の成果なんてものはそんなに大したものではありませんw

むしろ、これからの長い社会人人生の中でどのように活躍をしていくのか、という未来を知りたいので、未来を見せるには過去の「結果」でなく、「頑張れる人間」ということを知ってもらわないといけません。

だからこそ「仕事に本気で取り組むこと」「本気を出すとどこまでできるか」を面接官に伝える必要があるので、結果が出た、でない、でなく、本気になった時にどれくらい頑張れる人間なのか、を話せるようにしましょう。

ガクチカ=本気を出したこと、と覚えておきましょう

「自己分析・自己PR」を語る際は『ストーリー性』が大切

自分を知ってもらう時に重要なのは、「わかりやすさ」です。人を理解することって、すごい難しいですよね。是非皆さんも自分で面接官をやってみてください。難しさが分かるはずです。

自分をわかりやすく伝えるために最も有効なのは、「ストーリー性」が見えることです。

一つ一つの行動に「なるほど、だからあなたはこのようなことをやってきたんですね」と納得感があることであり、これが上手に話をできると、志望動機なんかいらないわけです。

「あなたが歩んできた道の上にうちの会社がある」と面接官が勝手に理解してくれるからです。ここまでいけると理想です。

ただ、「そんなに一つ一つに意味のある選択なんてしてない」「なんとなく生きてきただけ」という人もたくさんいらっしゃると思います。でも実は、ほとんどの場合は自分の隠れた意識に気がついていないだけで、何かしらか自分の価値観で選択をしているんですよね。それを見つけるのが自己分析です。

是非、自分の判断基準を見つけましょう。そしてストーリーにして話ができるようになりましょう。

「本気だからこそ感じる苦悩」と「苦悩とどう向き合ったか」が大切

集団指導塾のバイトの人はなかなか話が難しいのですが、これは良かった!と思えるものをピックアップしていきますね。

1 なぜ集団指導塾のバイトに本気になれたのか
集団指導塾の魅力はなんでしょうか?それをなぜやろうと思ったのでしょうか?個別に比べると、1人1人と向き合うのは難しいですが、何をモチベーションに頑張れたのでしょう。この辺りをしっかりと踏まえる必要があります。
2 本気だからこその苦労や難しいこと
そしてそれに本気で打ち込んだことによって、自分の中の何が変わったのか。正直困難というべきものもそこまで多く見えないのが集団指導でもありますが、どこまで生徒に踏み込んで行けるのか、この辺りが肝になります。
3 本気で取り組めたことで何が変わったのか
そして伝えるべきことは成長の「幅」です。本気になったからこそ得れたこと、それは今までの自分と何が違うのか。何も変わらない人であれば、会社に入って上司に仕えても成長せずに厳しくなるでしょう。だからこそ、成長幅が見たいのです。

同じような仕事をするのであれば、同じような悩み、課題を持って当然だと思います。要は、自分がどう感じたか、が大切です。

集団指導塾のバイトで直面する困難の代表例3つ

集団指導塾のバイト、講師で良かったな〜という話は以下の通りです。ただ、あまり事例は多くありません。。。面接官は個別指導と集団指導の両方の話を聞きます。なので、vs個別を想定しながら話を組み立てるのがいいと思います。

1 絆を深めて結果を出す
集団指導と個別指導の大きな違いはここです。生徒同士の絆を深め、みんなで目標に向かい助け合う組織を作ること。これができるのとできないのでは、全体のレベルが大きく違ってきます。リーダーシップなのですが、これをアピールできるとものすごい強いのですが、なかなか難しいんですよね。。。
2 生徒の理解さを埋めるための心配り
集団の場合は人によって理解度に差が出て、カスタマイズが難しいですね。なので、どのようにその理解度を把握するか、をテストに任せずにより細かいところに氣を配ることが求められます。
3 成果を出して信頼を勝ち取る
何のために高いお金を出して塾に通わせているのか。ズバリ勉強ができるようになりたい、志望校に合格したいから、ですね。模試の結果が悪いと先生のせいにされがちです。なので、圧倒的に成果を出すこと、が求められます。このプレッシャーとどう向き合ったか、ですね。

バイトやサークル、部活で大変だったことは必ず聞かれます。仕事で大変なことにぶつかった時に、どのように困難に向き合うのか、がとても大切だからです。
工夫で乗り切るのか、根性で乗り切るのか、頭のキレで解決するのか。自分のタイプを教えてあげましょう。

集団指導塾のバイトに求められる素質、身につく力3つ

この仕事に求められる、身につく力は以下の3つくらいかと思います。

1 教室の一体感を作るリーダーシップ
2 生徒の細かなサインを見落とさない気配り
3 達成志向性

実際にこんな話だとわかりやすい、という例を記載しておきますね。

結:達成志向が私のいちばんの特徴であり、集団指導塾のアルバイトでは、受け持つ生徒20人を全員志望校に合格させることができました。
起:小さい頃から野球をやっていて、責任感の強さからキャプテンを任されることも多かったです。しかし、みんなに厳しく当たってしまうこともあり、なかなかチームの雰囲気を作れず、チームとして強くなれない、という葛藤を持っていました。高校の時は正直自分よりも全然下手な人が主将になったことに最初納得いかなかったのですが、徐々にチームが一つにまとまり、自発的に練習をするようになり、試合も勝てるようになっていきました。リーダーシップとは何か、を考えさせられました。
承:僕自身、野球をやりつつも高校3年の夏から塾に通い、いい先生に恵まれたおかげで志望校に合格することができました。自分がその恩を返したいと、自分自身も塾の講師をやりたいと思いました。僕はチームプレーが好きなので、個別というよりも集団指導で、みんなで成長していく、ということをやりたいと思い、集団指導に決めました。
転:あまり大きな塾でなかったため、、、塾長から「この塾の経営が危ない」という話をされました。しかし、集団指導塾講師の僕にできることは「生徒を志望校に合格させ、塾の評判をあげること」しかないと思い、今まで以上に本気で指導に取り組みました。この時点では正直志望校に合格できるかわからないような生徒も多かったです。一人一人を厳しく指導する、ということもできたのですが、野球の主将の経験から厳しく接しても仕方ない、むしろ高校の時の主将のように、自発性を伸ばすようなやり方をやってみようと考えました。それは、今までの自分のやり方にない、「自分のできないことをさらけ出す」ということです。「僕はこの塾が好きだ。みんなのことも大好きだ。志望校に何としても合格してもらいたい。しかし今まででと同じでは間に合わない。僕の一人の力でもどうしようもない。このクラス20人全員の力で、全員笑って卒業を迎えるために何ができるかを考えて欲しい。知恵を貸してくれ」。自分にこんなことが言えるとは思ってませんでした。でも、これを機会にクラスが変わったんです。
結:結果を出すことを優先した時に、自分のリーダーシップの取り方が劇的に変化しました。自分で何もかもリードしていかないといけない、という意識から、みんなで成果を掴み取る、というやり方です。今思えば、自分が空回りしていた時は単に自分が引っ張る、という、ある意味カッコつけたいだけだったのかもしれません。負けず嫌い、目標を達成するためのこだわりの強さは周りに負けませんが、そこに至るアプローチ法は大きく変わり、達成志向の強さを志向の強さだけでなく、結果出す工夫もできると自分で自信を持つことができました。

私が最も伝えたいことは、「就活のhow toは社会に出て役に立たないので、そんなことに時間を使ってほしくない」ということです。

なので、勝ちパターンはお伝えします。それよりもしっかりと自分と向き合い、誇りを持って自分の進む道を決められるように頑張ってください。

自己分析の必須ツール オファーボックス&キミスカ

最後になりますが、自己分析をするときは以下のサイトに登録すると自己分析に役立ちます。
できれば2つともにやってみて、同じような結果が出るかどうかを確認してください。
社会人でもMIIDASというサイトで自己分析をやってみたり、社会人用のSPIがあったりするんです。僕も実際に転職の時は活用したりしました。

大手からベンチャー企業まであなたにオファーが届くスカウト型就活サイト【OfferBox】

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同じような結果が出る人は自己把握力がある人です。逆に、全然違う結果が出てしまった人はまだ自分を知る、ということが足りない人です。どちらでもいいのですが、大切なことは「今の自分の立ち位置を知る」ことですね。

自己把握できていれば次に進めばいいですし、できていないのであればまずはそこから始めていきましょう。

オファーボックスは就活生に利用されているサービスで第5位、毎年10万人近い学生さんが利用しています。

ぶっちゃけ、超大手企業や人気のある企業は利用していません。学生さんは放っておいても集まってくれるからです。

正直、逆求人は好きではありません。が、オファーボックスの性格診断は有用だと思います。

キミスカもオファーボックスと同じく逆求人系のサイトです。

こちらもかなり多くの学生さんが利用していますね。

この2つの性格診断を組み合わせて自己分析をしてみることをお勧めします。

では、自己分析、自己PR、頑張ってくださいね!





ちなみに、大学3、4年生向けの就活の勝ちパターンは以下のページで紹介しています。
https://syukatsunohonne.com/472
大学1、2年生でこの記事を読んでくれた人は是非こちらもご覧ください。
https://syukatsunohonne.com/427

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